キャバクラボーイの仕事内容にどういうものがあるか紹介する

目次

キャバクラボーイの仕事内容は全部で7つ

キャバクラのボーイの仕事は入れ替わりが激しいイメージない?

それはキャバクラのボーイの仕事を楽だと思い込んでいるから。思ってた仕事内容とギャップを感じて辞めていく人が多いんだよね。

でも、キャバクラのボーイの仕事も内容をある程度把握しておけば、仕事にギャップを感じることも少ないし、やり方もすぐに覚えられる!

キャバクラのボーイの仕事は全部で7つ。多いと思う?でも、ひとつひとつの仕事を見ればすぐに覚えられることだし、最初から全部任されるところは少数派だよ。

ここでは現役キャバクラボーイの僕が、ボーイの仕事として任されることが多いものについて解説していこう。

1.掃除

まずは掃除。キャバクラの店舗の中の掃除だね。接客業ならどこでも開店前の仕事として任されることが多いから、とっつきやすいんじゃないかな。

店内の掃き掃除や整備、それからトイレ掃除。キャバクラの豪華な内装は綺麗に手入れしておかないと、店内で過ごすお客さんからすればちょっとした汚れやホコリなんかが溜まっていると幻滅してしまうもの。

掃除は徹底的に、何人ものボーイでかなり時間をかけてするから、掃除は新人ボーイが最初にマスターするべき仕事

開店前だけではなくて、開店中もかなりこまめにトイレやテーブルの清掃をすることはキャバクラ特有のところだね。

お客さんが使うときにキャバ嬢がトイレを使った痕跡が残ってるのは御法度。いつもピカピカの清掃直後のトイレを使ってもらわないといけない。

だから生理用品の回収やトイレットペーパーの整備も怠らないことが重要で、最初はちょっと「うっ」と思うこともあるかもしれないね。

2.荷物を預かる

キャバクラでお客さんが来店したとき、最初に接客するのはキャバ嬢ではなくボーイ。

お客さんが来店したら、まず荷物や上着を預かってその日の指名などを聞く、というのが基本的なシステム。常連さんならちょっとした雑談を交わすことも。

この時お客さんの荷物を預かって専用のクロークに入れるまで、かなり気を遣わないといけない。

ものによっては雑に扱えば汚れやシワの原因になったり、用心深いお客さんは荷物を渡すのに警戒する人もいる。正直高級品を身にまとっている人も多いから、触ることすら緊張するときもある。

それからお客さんが帰るとき、荷物をすぐに取り出してスムーズに渡さなければいけないから、どの荷物がどのお客さんのものか、覚えておかないといけないのも難しいところだね。

最初のうちはどの荷物がどのお客さんのものか全部覚えることは難しいことかもしれないけど、だんだん慣れてくるから、これは経験の積み重ねが必要な仕事かな。

3.ドリンク作り

キャバクラはお酒を飲みながら接客するところ。お酒は基本的にボーイが作ることが多いね。ウイスキーの水割りとかオーダーされることが多いかな。

実はお客さんの分とキャバ嬢の分とで、同じお酒でも配分が違うんだけど、見た目ではわからないようにしないといけない。

ドリンクを2つ作ったら、お客さんの分とキャバ嬢の分を取り違えないようにね。

キャバ嬢の分は水割りと見せかけてほんの少しお酒の香り付けをした程度の、本当に薄い水割り。

お店によってはもはやアルコールを入れずにただの水やウーロン茶っていうところもあるから、そこはお店の采配に任せるべきだね。

特にキャバ嬢もまだ10代が場合もあるから、そのキャバ嬢にはノンアルコールをこっそり渡す、ということもあるし。

だからお店によってはお客さんとキャバ嬢のお酒の配分はもちろんだけど、キャバ嬢の年齢やお酒の強さも全部把握しないといけないというところもあるよ。

4.アイス交換・灰皿交換

アイス交換と灰皿交換。それぞれの仕事について紹介していこう。

まずはアイス交換から。アイスは氷。要するにお酒のグラスの中の氷が半分くらいになったら氷を補給する仕事のこと。お客さんのグラスを空にすることは絶対にNG!

お客さんも飲みかけのグラスが新しいものに交換される、補給されることは当たり前だと思ってる人が多いから、お客さんがグラスを離したスキに素早く交換する。

それから灰皿交換も同じで、特にタバコを吸うお客さんだった場合、お客さんのタバコに火を点けるのはキャバ嬢の仕事。

でもそのタバコを乗せる灰皿の交換はボーイの仕事で、灰皿の上がタバコでいっぱいになったら、じゃなくて1本でも吸殻が乗ったらすぐに交換する。

キャバクラに行ったことがないともったいないと思う世界だろうけど、それが当たり前なんだよね。

5.頼まれたもののおつかい

頼まれたもののおつかい。一体誰に頼まれるものかと言うと、キャバ嬢とお客さん、両方。

控え室でキャバ嬢に必要なものや食べたいものを頼まれたり、お客さんがお店で食べたいと思ったものやお酒を走って買いに行く場合も。

キャバ嬢に必要なものを買いに行かせるわけにはいかないし、基本的にキャバクラにはメニュー表なんてないから時にはお店にないフードやお酒を注文されることもある。

あとは珍しい銘柄のタバコとかね。メジャーな銘柄のタバコは大抵お店に置いてることが多いけど。

ここで難しいのが、常連さんの場合。常連さんの吸っているタバコの銘柄を覚えることは基本中の基本。新人のうちは覚えてなくてもこっそり先輩が教えてくれるけど、だからと言っていつまでも覚えてないのはNG。

一度接客したお客さんのタバコの銘柄くらいはメモしておくと、取りに行く時にこっそり確認できるから、仮に全部覚えられなくてもメモを取っておくと間違いない。

6.キャバ嬢の名刺コピー

キャバ嬢は接客したお客さんに名刺を渡す。これはイメージしてる人も多いだろうけど、その名刺を作るのは誰かと言ったら、ボーイなんだよね。

キャバ嬢に「名刺作っといて」と言われたら、名刺をコピーする。お店にプリンターがあることもあれば、近くのコンビニにおつかい同様コピーしに行くお店も。

大きいお店だと専門の印刷業者に発注する場合もあるから、印刷業者に発注依頼をかけるだけ、ということも。

コピーの方法は店によってそれぞれ違うけど、やり方自体はそのお店ごとに一元化されてるから最初に覚えればあとは簡単。だから新人でも任されることが多い仕事かな。

7.付け回し

「付け回し」はキャバクラ業界では当たり前のワード。

来店したお客さんに割り当てるキャバ嬢を決める仕事で、これはベテランのボーイが担当することが多いから新人に任されることはまあ少ないと言っていい。

常連のお客さんにお気に入りのキャバ嬢を割り当てることはもちろん、時には初めて来たお客さんの見た目や態度を見て、好きそうなキャバ嬢を判別して割り当てる、ということも。

それができるのは、何年もキャバクラでボーイとしてお客さんを接客してきたベテランだからこそ。

人を見る目が養われるから、任されなくても頭の中で「この人はどの子が好きそう」くらいに予想を立てるイメージトレーニングをしておくと仕事ができるボーイになれる日も近い。

基本の仕事さえ覚えていけば、あとはお店から認められて昇格していくだけ。

ボーイに必要な感性は働いていく内に磨かれていくから、まずはやる気を持ってボーイの仕事に取り組んでいけばノープロブレム!

もっと詳しく知りたい人は「キャバクラボーイの業務でセンスが問われる「付け回し」について徹底解説」を読んでね。

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